外観屋根は2色使いの瓦葺きにして全体を洋風テイストに仕上げている。40坪近くある庭は芝生を植えたり、畑や花壇をつくる予定だ。リビングリビングでくつろぐご主人のKさん28歳と奥様のMさん26歳、長女のIちゃん2歳。「ヒノキの無垢材の床が気持ちいい。使い込むうちに木の色が変わっていくのが楽しみです」とご主人。リビング・ダイニング料理をしながらリビングで遊ぶお子様の様子が確認できるよう、キッチンは対面式に。吊り戸棚をつくらず、天井も梁を出したことでLDK全体が開放感に満ちている。子供部屋奥様の部屋は壁紙やカーテンをピンク系で統一。造り付けの多目的棚の壁紙を花柄にしたことで、全体にかわいらしい雰囲気が広がる。3つある洋室はすべて2面に窓があり採光性も風通しも十分。階段勝手口の階段に付けたご夫婦の手形と娘さんの手形足形は、家の完成記念。屋根裏屋根裏を利用することでコンパクトな間取りでも十分な収納スペースを確保。照明とコンセントも取り付け利便性を高めた。キッチンキッチン台は水アカが目立たない人造大理石を選んだ。ダイニングの楠の一枚板カウンターは別注でつくったもの。寝室和紙素材の壁紙とシックなインテリアでモダンにまとめられたご主人の部屋。奥には配線を引いて趣味であるDJブースを設置した。玄関(左)玄関のドアは花の透かし彫りがポイント。「ここから光が漏れて壁や床に花模様ができるんですよ」と奥様。収納(右)リビングには奥様の希望で卓球台が入る大きな収納を設置。トイレ(左)赤い壁紙と奥様が一目惚れしたドット柄のペンダントライトがアクセントのトイレ。屋根裏(右)屋根裏への昇降階段は使用しないときは天井に収まる、便利な折りたたみ式。お施主様&設計士のコメント部屋数は最低限理想は家族みんながリビングで過ごす暮らし2年ほど前に転職で今の土地に引っ越したのを機に、家づくりを始めたY様ご夫妻。当初から、ご主人にはいくつかのこだわりがありました。「平屋で広さは30坪以下のコンパクトな家を目指していました」ご主人のご実家は3階建てですが、現在はご両親だけが居住。多くの部屋が空いていると言います。「それがさみしく感じられて。しかも、空き部屋にローンを払うのももったいないですよね。だから自分が建てるときは最低限の部屋数で、家族がリビングに集まる家にしたいと思ったんです」ご主人の考えに奥様も賛同。そんなご夫婦がパルホームを選んだのは、地元山口県の無垢材(桧・杉)を使った家づくりを提唱していたからでした。「僕のもう一つのこだわりが木の温もり。床や天井に無垢材を使いたかったのでパルホームさんはぴったりでした」とご主人。一方、奥様の最大のこだわりはリビングで卓球ができること。「担当の冨川さんも卓球好きで意気投合して。卓球台の収納場所を一生懸命考えてくれました」と奥様は微笑みます。「それに、オプションを希望すると必ずメリットとデメリットを説明してくれるので、信頼してお任せすることができました」こうして完成した家は、廊下をつくらずリビングを中心とした間取り、屋根裏を利用した収納スペースなど、空間を余すことなく利用して、延べ床面積約25坪とは思えない開放感に満ちています。「本当に楽しい家づくりでした」と声をそろえるご夫妻に、大きな窓から光がやさしく降り注いでいました。