2021.03.21
#社長ブログ
#家づくり

返せるときにはどんどん返す

代表取締役|安楽晴義



暖かくなってきましたね!桜の開花、

鶯の声も聞こえてきます!


毎週私の家造りにかける熱い思いを

1年かけてお伝えして行きたいと思います。


第43回  3月21日


ここで差がつく資金繰りのカラクリ


返せるときにはどんどん返す


念願のマイホームで暮らしはじめ、

ローンも毎月返済し、

家族が満足した生活を送っているとします。

不況とは言え、

ボーナスも予定どうり出て、

貯金も少しずつ増えていきました。


なおかつ、

返済を少なく設定したので、

毎月ある程度の積立預金もしています。


「へぇー、すごいですねぇ。うちもそうしなくしゃ!」


いいえそうなっては困ります!

何が困るかと言えば、

住宅ローンを支払っているのに、

それなりの金額の預貯金があるということです。


「だって、たくわえが無ければ不安じゃないですか?」


もちろん、

全く貯金をするなと

言っているわけではありません。

安定した収入の目途があり、

ある程度の蓄えが有るのであれば、

住宅ローンの返済に充ててほしいのです。


それは、なぜでしょうか?

現代では、

借りている金利と預貯金の金利、

どちらが高いかはご存知ですよね?


高い金利で住宅ローンを払いながら、

安い金利を当てにして

預貯金をすることは、

元金は増えていくものの、

マイナス金利で貯金を続けているようなものです。


そこでお勧めしたいのが

「繰り上げ返済」です。

毎月の返済とは別に、

ある程度の金額をまとめて返すことを

「繰り上げ返済」と言います。


例えば、ボーナスが出なかったつもりで、

繰り上げ返済に充てる。

毎月決まった金額を積み立てておき、

1年とか3年、5年に1度というように

繰り上げ返済をして行き・・・


ローンは、

返済期間を25年、35年と長くするほど、

毎月の返済は少なくンばります。

でも、返済期間が長くなればなるほど、

総支払額は多くなるわけです。


30歳で35年のローンを組んだ場合、

払い終わるのは65歳。

定年になり年金はもらえるものの、

預貯金がまったくないのと、

25年のローンにして、

55歳で払い終わったときに、

支払額が約240万円安くすむのと、

どちらがいいですか?


返せるならば、

どんどん返していって、

1年でも2年でも早く

住宅ローンの返済が終わる様にすれば、

総支払額が少なくて済みますので、

得をしたことになるわけです。


今日はここまで、

住宅ローンを上手に使いこなし、総支払額が少なくなるといいですね!


また来、週読んでいただけると幸せます。


                           感謝