2021.01.24
#社長ブログ
#家づくり

良い土地悪い土地の見分け方

代表取締役|安楽晴義



毎週私の家造りにかける熱い思いを
1年かけてお伝えして行きたいと思います。

今回はチョット長くなります、最後までよろしくお願いします。

第35回  1月24日

土地選びの重要ポイント

良い土地、悪い土地の見分け方

ここでは、
土地選びの重要ポイントとなる、
良い土地の見分け方について、
少し詳しくお話しします。

土地探しをプロに頼むにしても、
何も知らずに頼むのと、
これからお話しする見分け方を知っているのでは
雲泥の差が有ります。
それは、
信頼できる業者に頼む場合でも同じです。

良い土地かどうかを見分けるには、
大きく分けて
「面積」「方位」「地盤」「抵当権」
という4つのトラブルがないかどうかが
ポイントになります。

ただし、
この4つは事前に調べられることですので、
しっかり確認さえすれば安心です。

それから、
実際に住んでみないと
意外と気が付かないトラブルとして、
「生活道路」「買ってはいけない角地」「イやな臭い」
3つがあります。
これらは、
住んでみないと気が付かないだけに、
住んでみてからでは遅いとも言えます。

それでは、
7つのトラブルについて見ていきましょう。

※見分け方①「面積のトラブル」

土地の面積は登記簿にも掲載されていますが、
必ず測量図を不動産会社から見せてもらいましょう。
しかし、
ここで問題となるのが、
これらの中には古い時代のものもおおく、
実測面積と異なる場合が有ります。
230㎡あると思っていたのに、
実際に測ってみると、
200㎡しかなかった!
ということが起こるのです。

となると、
(注)建ぺい率や容積率の問題で
建てようとしていた家も、
面積が足りずに建てられなくなるので要注意。
買った後に面積が足りなかったと
気が付いても音の祭りです。

(建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のこと。
 容積率とは、建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合のこと。
 各自治体の都市計画によって定められた範囲内でしか建物を
 建てることができない決まりとなっています。)

※見分け方②「方位のトラブル」

方位についても、
面積と同じくあてにならないことが多いのです。
不動産会社の言うことを
鵜呑みにしてはいけません。
やはり方位についても自分の目で
チェック
することが大切です。
「午後2時くらいまでは日が当たる筈だったのに・・・」
「方位がズレていて、
水回りがもろに鬼門にかかってしまう・・・」
こんなことが後からわかっても、
取り返しがつきません。
本来なら、
土地を見るときには営業マンが
方位磁石を持参しているべきですが、
念のため自分でも調べた方が確実です。

※見分け方③「地盤のトラブル」

地盤と聞くと建物への影響のことだけを考えがちですが、
遠方に暮らす私の友人から
こんな相談を受けたことが有ります。
「もともと地盤が弱い所だったので、
杭工事をしてから家を建てたけど、
完成して3か月もすると、
外壁のブロック塀や駐車場
コンクリートにひび割れが出来ていて、
玄関ポーチにも亀裂が走っているのに
気が付いたけれど大丈夫だろうか・・・」


幸いにも建物自体は、
杭工事のおかげで
沈下していないということでしたが、
マイホームを建築するには、
外壁や駐車場を造るのにも
たくさんのお金をかけているはずです。
後から補強をすれば、
またお金がかかります。
そのためにも、
地盤の良し悪しを見極めるには、
不動産会社だけでなく
地元工務店などの住宅会社にも、
あらかじめ一声かけておいたほうがいいでしょう。

今日はここまで、見分け方①②③でした。
見分け方④⑤⑥⑦は来週です、
また来週見ていただけましたら幸せます。

               感謝