2020.12.13
#社長ブログ
#家づくり

地元の気候風土に合った県産無垢材の家

代表取締役|安楽晴義



毎週私の家造りにかける熱い思いを1年かけてお伝えして行きたいと思います。

第29回  12月13日

後悔しない家づくりとは?

地元の気候風土に合った山口県産無垢材の家

家を建てるときに、
やはり気になるのは
外観や内装ですよね。
住宅の本やインテリア雑誌に
載っているような家なら、
お友達を呼んでも自慢できます。

「わぁーすごい!
まるで雑誌に出てる家みたいねぇー」

そんな声が聞こえてくるようです。
しかしこれから何十年と住む家ですから、
見た目の評価だけで
判断は出来ません。

その一つが山口県産の
無垢材を使った家づくりです。
自然素材を使った家というと、
どうしても金額が高いのでは?
というイメージが一般的なようです。

もちろん、
ピンからキリまであります。
自然素材をふんだんに使った
高い家ならいくらでもできます(笑)
しかし、
自然素材で安くて良い家づくりも可能なんです!

木の香りのする家・・・
いいですよね。
その中でも私が
山口県産の無垢材をお勧めする理由は、
地元で育った木の方が、
他の地域で育った木よりも
ずっと気候風土にあった
家づくりが出来るからです。


また、貴方の家を山口県産材で
作りことによって、
山には再び木が植えられます。
新たに植林をすれば、
中山間地域の活性化にもつながります。
新しく植えた木が成長する過程では、
山口県の豊かな水源や
環境づくりにも役立つのです。


でも、
私が無垢材にこだわり、
県産材をお勧めする一番の理由は、
あなたとあなたの
ご家族の健康を考えるからなんです。

「無垢材と健康ってどんな関係があるの?」

無垢材は天然材のことで、
住宅の建築用材として
加工した木材のこと。
化学物質を含まない自然素材で、
生きている木です。

木の香りや風合い、
質感はもちろんのこと、
無垢材の一番の特徴は
調湿作用があるということ。
湿度の高い日本では、
無垢材の調湿作用が力を発揮します。

湿度が高く
ジメジメしていれば湿気を吸収し、
湿度が低く乾燥していれば
湿気を放出し、
一定の湿度を保とうとしてくれます。




山口県産の無垢材もそうですが、
国産の無垢材の多くは湿気に強く
しかも樹脂を含んでいますので、
水分や雑菌から
あなたの大切な家を守ってくれる
役割をします。
また、無垢材を使った家は、
建てた後も強度を増し続けるのをご存じですか?

無垢材は一本の木から取れる、
つなぎ目の無い材木です、
無垢材は建てた後も数十年にわたり、
さらに強度を増していきます。

もちろん、集成材には集成材の良さが有ります。
機械による大量生産なので、
品質や価格も安定しています。
無垢材と違い人工的に加工した材木なので、
曲がったりゆがんだりしにくい点も
メリットと言えます。
利便性や経済性だけを考えれば、
集成材は有効でしょう。

しかし、
何といっても無垢材は
古来より使われてきているので、
強度の点などもすでに立証ずみと言えます。
何百年の歴史を誇る日本建築を極めた
神社仏閣が全国の至る所にありますが、
全てが無垢材を使っているということは
言うまでもありません。

また、
木造住宅は火災に弱いイメージがありますが、
鉄やアルミニュウムは
3~5分で強度が低下します。

しかし、
木は15分経っても約
60%の強度を維持しますし、
建築基準法に基づいて
適正に建てられた
木造住宅は、
阪神・淡路大震災クラスの地震にも
耐えることができるという点でも
お勧めできます。